

劇団四季の新劇場が来秋オープン!
劇団四季が2016年の秋、名古屋に新たな劇場をオープンさせると発表した。新劇場は再開発めまぐるしい“名駅南エリア”に建設され、「名古屋四季劇場」の名称で呼ばれることに。8月19日には吉田智誉樹代表取締役社長が記者会見を行い、経緯や抱負などを語った。...


死者と出会える装置として――
劇団B級遊撃隊が主宰・佃典彦の書き下ろし、佃の名女房役・神谷尚吾の演出で、新作「間抜けのから」を発表する。荒野を舞台にとったワンシチュエーションの不条理劇。そこに佃は、死者との出会いを求めている。 「荒涼とした荒野の広がるイメージはもともと嫌いじゃない風景だけど、今回は“死...


いま最も気になる新鋭集団、room16が新作を発表
昨年の名古屋演劇杯をきかっけに出会い、筆者にとって近年いちばんの収穫となった新進気鋭集団、room16が新作「道化ボレロ」を発表する。脚本担当の八代将弥と演出担当の吉田光佑は「SABO」という共同名義で創作活動を展開。また、稽古を通じて役者の意見も汲み取り、演劇本来の集団創...


ジャブジャブサーキットが描く、屋上と諦め……!?
岐阜を拠点に全国的な活躍を見せる劇団ジャブジャブサーキットの主宰・はせひろいちが、とうとう手を出してしまった!? いやいや、ヤバイものではない。「さよならウィキペディア」と題し、“屋上”を舞台にした新作を書き下ろしたのだ。どうも屋上という場所は、劇作家たちを引きつけて止まな...


クセックACT、35年目のアラバール
創立35周年を迎えた劇団クセックACTが「アラバールからの『愛の手紙』」を上演する。アラバールとは、「戦場のピクニック」などで知られ、現在もスペインで活躍する劇作家フェルナンド・アラバール。そして「アラバールからの『愛の手紙』」は戯曲「愛の手紙――中国風殉教」に、同じくアラ...


「星のオジさま」っていったい……!? エレガント浜田インタビュー
東海地区きっての怪優・エレガント浜田が、自身の率いる尾張名古屋セニョールズで新作「エレの惑星」を発表する。「ときめき宇宙ロマンス」と謳ったこの舞台は、サン=テグジュペリの名作を彷彿させる筋立てだが、浜田に言わせれば「星のオジさま」だとか。座長として作・演出も手掛ける当人に話...


また、あのオトコが帰ってくる…… 清水宏のたたかうコメディー!! 2015
春日井市出身。小劇場ブームの頃から活躍する実力派俳優にして、スタンダップ・コメディを得意とするピン芸人の顔も持つ。舞台では尋常じゃない量の汗を流し、舞台を降りても異様に粘り強い姿勢を崩さない。そして、そのパフォーマンスは観客を否応なしに巻き込み、一人残さず手の内に引きずり込...


avecビーズ「トワイライト アット タイム」を妄想して戦慄
劇作家・北村想の書き下ろした「トワイライト アット タイムーtwilight at timeー ~この黄昏よ~」が、ひまわりホールにて上演される。演出はキャストのひとりであり、プロジェクト・ナビ時代から北村作品を熟知している小林正和が務め、制作も順調の様子。取材日はちょうど...


劇団B級遊撃隊「朝顔」通し稽古に潜入!
名古屋を代表する劇作家・佃典彦が、自身の劇団B級遊撃隊で新作「朝顔」を発表する。創立メンバーにして名女房役の神谷尚吾が演出を手掛け、劇場としても利用する彼らのアトリエ「姫池052スタジオ」で上演されるが、今まで見知ったB級だと思って出掛けると驚くかもしれない。通し稽古で目撃...


てんぷくプロ「ふなぞこ」 稽古場レポート
「皆様と共に走る」のキャッチフレーズでもおなじみ名古屋の名物劇団、てんぷくプロが2年ぶりに本公演を行う。しかも、てんぷくの代名詞とも言える「菊永洋一郎」10年ぶりの新作。菊永洋一郎とは、てんぷくが共同執筆する際のペンネームだ。そこで、気になる新作「ふなぞこ」について取材する...