

ナゴヤ初上陸の滝沢歌舞伎、開幕!
御園座の新劇場開場記念の第3弾として「滝沢歌舞伎2018」が名古屋に初上陸。初日の幕を開けた。企画・構成・総合演出はジャニー喜多川、主演・演出は滝沢秀明。東京で2006年に「滝沢演舞城」として初演され、「滝沢歌舞伎」と名称を改めて以降も、各地で反響を呼んできたステージだ。待...


今年のインディペンデントは絶妙なバランスが実現
「最強の一人芝居フェスティバル」をうたう大阪発のイベント「INDEPENDENT」が、昨年に続きナビロフトで開催される。この「INDEPENDENT:NGY 18(インディペンデント ナゴヤ 18)」には、東海地区を対象に公募で選ばれた4作品と本拠地・大阪の劇場インディペン...


スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」を御園座で観てきました!
新劇場開場2カ月目を迎えた御園座では、スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」が5月27日(日)まで公演中。国民的漫画「ONE PIECE」を歌舞伎化した同作は東京、大阪、博多と上演を重ねる度に反響を呼び、これまで34万人を動員してきた。そんなヒット作を観劇してみると、愛読者ならずと...


念願の外部演出を迎え“あおきり”が初尽くしで切り拓く新たな地平
いまや名古屋を代表する演劇人のひとりとなった鹿目由紀は、劇団あおきりみかんの主宰として、劇作家・演出家として劇団内外で活躍する。特に自らの劇団では全作品を作・演出してきたが、新作「鏡の星」には流山児★事務所の小林七緒を演出に招いた。東京で俳優としても多忙な小林と、どんな経緯...


スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」が開幕、俳優陣からメッセージも!
2015年に東京・新橋演舞場で初演されて大反響を呼び、大阪、博多に上陸。すでに30万人を動員してきたスーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」が名古屋・御園座に初登場!5月3日に幕を開けた。待ちきれない観客たちが長蛇の列となって劇場を取り囲んでいた開場直前、中心的存在である市川猿之助を...


チェーホフVS佃典彦、喜劇対決?
名古屋演劇界の雄、劇団B級遊撃隊が2本立て公演を敢行。ロシアの大劇作家アントン・チェーホフの「プロポーズ」と、同劇団の主宰で劇作家の佃典彦が新たに書き下ろした「プロポーズ」を同時に発表する。きっかけは、佃の名女房役である演出家・神谷尚吾がチェーホフの「プロポーズ」で若手演出...


北村想×高橋恵――師弟タッグによる異色の一編が名古屋上陸
昨年10月に名古屋初登場を果たした虚空旅団が、早くも2度目の来名を実現。しかも劇団代表の高橋恵にとっては師匠にあたる、北村想の書き下ろしを上演する。この新作「アトリエのある背中」は、高橋のイメージとも北村のイメージとも少し違う、艶っぽい舞台になる気配。演出を手掛けた高橋はも...


御園座の新劇場開場式で行われた、珍しい「ばち渡しの儀」と一番太鼓
こけら落としとなる4月の歌舞伎興行に先駆けて、御園座で新劇場の開場式典が行われ、開式の前に「ばち渡しの儀」と一番太鼓が披露された。一番太鼓は江戸時代から歌舞伎の開場を知らせるために打たれてきたが、今では劇場で聞く機会がほとんどなく、どちらかといえば相撲で親しまれている。今回...


北村想の「寿歌」を宮城聰が初演出
北村想の代表作「寿歌」は1979年の初演から現在まで、数多くの劇団やプロダクションで上演されてきた名戯曲だ。核戦争後の近未来を背景に展開される、軽やかな会話の衝撃。それは現代社会にこそ響くものがあるだろう。愛知県芸術劇場とSPAC(静岡県舞台芸術センター)は初めての共同企画...


北村想の新作を加藤智宏が初演出、avecビーズに新たな風
劇作家・北村想の書き下ろしを上演する劇団「avecビーズ」に、今までとちょっと違った感触の舞台が生まれそうだ。新作「さよならの霧が流れる港町」の演出にoffice Perky patの加藤智宏を迎えたことで、これまでになかった制作プロセスが発生。刺激的な稽古が続いている...