

プロジェクションマッピングの先端技術を駆使したシェイクスピア劇
アマチンの愛称でも親しまれる劇座の天野鎮雄をはじめ、名古屋のダンサーやパフォーマー、ミュージシャンらが集結してシェイクスピア劇を上演する。その名もマッピングDEシェイクスピア「The Tempest」は、シェイクスピア最晩年の戯曲「テンペスト」の世界をプロジェクションマッピ...


竹内涼真の初舞台、名古屋で公演中
竹内涼真が初舞台にして初主演に挑戦した「17 AGAIN」が名古屋の御園座で公演中だ。同作は2009年に公開された米コメディ映画のミュージカル化。日本で世界初演を迎えた希少な作品でもある。竹内は、30代半ばにして人生に悔いを覚え、家族とのコミュニケーションにも不満を抱える...


滝沢歌舞伎、受け継がれる夢の行方
その名をタイトルに冠された滝沢秀明が表舞台を退いて演出に専念し、ジャニーズ事務所の後輩であるSnow Manが主演を務めることとなった「滝沢歌舞伎 ZERO 2021」が6月2日から名古屋の御園座で開幕。初日本番の直前、関係者に向けてゲネプロが公開された。...


小劇場の救済支援の状況
2020年4月7日に緊急事態宣言が発令される少し前から、演劇界は公演の可否を巡って揺れ始め、その後、各自治体からの休業等の協力要請によって民間の小劇場が苦境に立たされることとなった。5月26日からは全国的に宣言解除となり、愛知県・三重県・岐阜県いずれも劇場への休業要請をすで...


第1回江崎演劇賞は小嶋彩子に決定
劇団・夏蝶の代表として名古屋を拠点に活躍した故・江崎順子の遺志と寄付を受け、名古屋市文化振興事業団が「アクテノン記念 江崎演劇賞」を創設。第1回の受賞者は小嶋彩子に決定した。 小嶋は劇団A&A´所属の俳優であり、近年は外部のプロデュース公演にも精力的で、「戦争を語り継...


夥しい怪異の連続!? ヨーロッパ企画が新たなステージへ
ヨーロッパ企画の代表であり、同劇団の作・演出を一手に引き受ける上田誠は、その作風から理数系の脳を持つ人というイメージが強い。実際、怪奇現象や超常現象には懐疑的というのに、なぜか新作はオカルト青春コメディ。しかも題名は「ギョエー!旧校舎の77不思議」。ちまたにあふれる“七不思...


亡き女優の遺志を継ぎ、演劇賞創設
名古屋市文化振興事業団では、昨年6月に他界した江崎順子(写真)の名前を冠する「アクテノン記念 江崎演劇賞」を創設した。江崎は劇団・夏蝶の代表として活躍する一方、名古屋市演劇練習館、愛称アクテノンの運営にも開館当初から尽力。当地の演劇文化の発展に貢献した。今回ご遺族から同事業...


ヨーロッパ企画が、代表作の続編「サマータイムマシン・ワンスモア」で過去と向き合う
ヨーロッパ企画が結成20周年を迎え、大規模なツアーを敢行中。10月4日(木)には名古屋にもやってくる。携える演目は「サマータイムマシン・ワンスモア」。2001年初演の代表作「サマータイムマシン・ブルース」の続編だ。京都が拠点ながら全国に熱いファン多数、演劇以外の分野からも注...


萩原聖人が死神に扮し、伊坂幸太郎の小説世界を生の舞台で濃密に…
人気小説家・伊坂幸太郎の「死神の精度」は、ひとりの死神を中心に6つの物語からなる短編集だ。その中の1編を鬼才・和田憲明が脚本化。同時に演出も手掛け、2009年に「死神の精度~7Days Judgement」のタイトルで舞台化した。同作が9年ぶりに再演決定、名古屋で初めて披露...


松緑ら花形歌舞伎俳優が、お練りで御園座の顔見世をPR
8月26日、尾上松緑をはじめ坂東彦三郎、坂東亀蔵、中村梅枝、中村萬太郎ら花形俳優が名古屋の大須商店街でお練りを実施。10月に開幕する第四十九回吉例顔見世を宣伝するとともに、萬松寺で公演の成功を祈願した。 最高で36度を超す猛暑の中、俳優陣は涼し気な浴衣姿で登場。人力車に乗り...