

長かった暗闇に“光”が差す……!
大川興業はこの14年、商標登録もしている暗闇演劇を制作してきたが、最新作「The Light of Darkness」は“ハーフブラックシアター”、すなわち半分だけ暗い演劇。暗所恐怖症の人にもやさしい同作は“光”が主役というから、ますます明るい? 大川豊総裁に尋ねた。...


shelfが自他ともに認める代表作を、あいちトリエンナーレで上演
あいちトリエンナーレの舞台芸術公募プログラムの一環で、東京のshelfが「GHOSTS」を上演する。イプセンの戯曲「幽霊」を主宰の矢野靖人が大胆に演出した同作は、2014年に作家の生国ノルウェーのイプセン・フェスティバルでも目の肥えた観客たちに称賛されており、自他ともに認め...


維新派最終公演チケット発売開始!
日本はもとより世界でも類を見ないスケールの舞台を創造してきた大阪の劇団、維新派が10月に奈良の平城宮跡にて「アマハラ」を上演。8月28日(日)からチケットを発売する。同作は、維新派の代名詞とも言える“野外劇”の最新公演にして最終公演。彼らは、この作品をもって解散する。...


信仰と幸福の関係に笑いあり?
幸せを求め、人は時に様々な宗教、神信心に走る。特に日本の場合、神社であろうがお寺であろうが区別なく手を合わせ、切実さの度合いに関わらず気軽にお祈りする人は多い。私たちの信仰心はどのように成立しているのだろうか。劇団B級遊撃隊が謎に斬り込む。...


呑み喰いしながら重量級の演劇を!?
名古屋で最も旬な表現者集団のひとつ、room16が初めてTOKUZOで公演を行う。TOKUZOは、治外法権(!?)の酒場街・今池にあり、飲食しながらステージを観られる居酒屋として幅広い客層を持つライブハウス。音楽に限らず、演劇や上映会、トークイベントなど、ジャンル横断的なス...


懐かしい童話がアマノワールドに!
児童文学の巨星・浜田廣介の代表作として誰もが一度は読んだであろう「泣いた赤鬼」を、少年王者舘の天野天街が人形音楽劇に仕立て上げた。東京の糸あやつり人形一糸座と名古屋の奇才によるコラボレーションは、あの懐かしいお話に新しい命を吹き込んでいる。東京公演まっただ中の天野に尋ねた。...


女3人+男2人+…プリシラーズ見参
瀬辺千尋が享年50で他界してから2年が経とうとしている。名古屋を拠点に役者、劇作家、プロデューサーとして活躍した瀬辺。さりとて女傑という感じではなく、筆者などは親愛の情をこめて“おばあ”とか“ちーちゃん”と呼び、親友と3人で酒を呑んだり、愚痴をこぼしたり、旅行に出掛けた。そ...


“鉄道劇”に揺さぶられて……
劇作家・演出家の坂手洋二が自身の率いる燐光群で新作「お召し列車」を発表。東京公演を終え、間もなく名古屋にもやってくる。すっかり常連の客演、ベテラン・渡辺美佐子を迎えておくる今回は、ハンセン病の歴史的悲劇と東京オリンピックに向かう現代の喧騒を結び付け、坂手の好評シリーズ“鉄道...


名古屋四季劇場オープニング作品は「リトルマーメイド」に決定!
12月1日、劇団四季が2016年10月に開場する名古屋四季劇場のオープニング作品を発表した。その作品は、現在も東京でロングランしている「リトルマーメイド」。劇団四季とディズニーの提携第4弾に当たるヒット作が、いち早く名古屋にやってくる!...


京都の新進劇団が紡ぎだす、遠くて近い、あるいは近くて遠い物語
時代時代でハイレベルの舞台芸術を発信してきた京都から、また新たな才能が出現。代表の中谷和代と俳優の藤原美保による劇団“ソノノチ”が名古屋に本格上陸する。彼女たちは昨年末の演劇イベント「ミソゲキ2014」で当地に初登場。今回その際に上演した「4人の『これからの宇(そら)』」を...