国策映画を作った父の真実を求めて
第二次世界大戦下では芸術家が自国のプロパガンダに加担した事実がいくつもある。特に映画は「国策映画」という言葉が一般に知られ、日本も力を注いだ。伊勢真一監督「いまはむかし」は、インドネシアで国策映画に携わった父・伊勢長之助の足跡をたどるドキュメンタリー。戦前戦後に渡り記録映画...
家鴨通信
北村想さんが「DUCK SOAP 家鴨石鹸あるいはセリフを覚えたあと役者は何をするかという問いをめぐる土曜日の黄昏と夜と夜中」の終幕の長台詞で宣言したように、筆者が、書いたり、編集したり、発信するのは「それがひとつの私の生活だからだ」と、今は自然に思える。マニフェストと言うにはおこがましいが、20年もやってきて、やっと覚悟ができたのだ。これからは、自分の力で表現と表現者をどう伝えていけるのか、じっくり考えていきたい。
2022/10/25
ヨーロッパ企画
「あんなに優しかったゴーレム」
2022/10/1~
坂東玉三郎 特別公演
2022/9/3 ほか
愛知県芸術劇場芸術監督
勅使川原三郎
2022年度プロデュース公演