“ピアノの詩人”がクァルテットを率いて、映画&映像音楽の世界を。
1970年代のパリでフリージャズ・ピアニストとしてデビュー以来、ジャズ、クラシック、現代音楽を横断しながら演奏・作曲を続けてきた加古隆は、現在、ソロと並行してクァルテットでも活動している。パリ時代のピアノトリオ“TOK”を除いては長らく特定のグループを持たなかった彼が、“加...
予測不能な“動き続ける展覧会”
前置きが長くなるが、2014年、国際交流基金アジアセンターの主催でアジアの音楽交流プロジェクト「アンサンブルズ・アジア」が始動した。音楽家・大友良英がアーティスティック・ディレクターを務める同プロジェクトは3つの活動が軸となっている。ひとつは「アジアン・ミュージック・ネット...
ぜいたくなジャズ・ピアノ真剣勝負
75歳を数える現在までに通算22回のグラミー賞に輝いた巨匠チック・コリアと、米CBSと日本人初の専属契約を結んで以降“世界のOZONE”として活躍してきた小曽根真。ふたりのジャズ・ピアニストが日本縦断公演を敢行する。1996年にモーツァルトの「2台のためのピアノ協奏曲」で初...