あいちトリエンナーレ2016開幕!
8月11日、あいちトリエンナーレ2016が開幕した。前日には内覧会、レセプションも催され、世界各国から集まったアーティストが一堂に会するなどお祭りムード一色。初日も晴天に恵まれ、老若男女の観客が各会場にあふれた。 愛知芸術文化センターでは、オアシス21からの連絡通路を抜ける...
ATと縁のある企画も始動してます
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2016」が開幕目前で盛り上がるなか、同芸術祭とご縁のある企画も続々と。「長者町まちなかアート発展計画」は、あいちトリエンナーレ2010開催を契機に、アートあるいは長者町を好きな人たちが集まる市民団体として発足。名古屋市の長者町で活動を続けて...
劇団☆新感線の細川展裕氏ご登場
ミッドランドスクエアシネマ2のオープンを記念して、去る7月、ゲキ×シネ『蜉蝣峠』の特別上映とともに劇団☆新感線のエグゼクティブプロデューサー・細川展裕氏のトークショーが行われた。 ゲキ×シネは、日本屈指の人気劇団・新感線が2004年からはじめた舞台公演を映像収録し、映画館で...
信仰と幸福の関係に笑いあり?
幸せを求め、人は時に様々な宗教、神信心に走る。特に日本の場合、神社であろうがお寺であろうが区別なく手を合わせ、切実さの度合いに関わらず気軽にお祈りする人は多い。私たちの信仰心はどのように成立しているのだろうか。劇団B級遊撃隊が謎に斬り込む。...
園子温を撮った大島新監督が来名!
公開中のドキュメンタリー映画「園子音という生きもの」の監督・大島新が、名古屋シネマテークに登場!舞台挨拶を行った。映画界の鬼才とも異端とも呼ばれる表現者・園子温に密着した同作は、大島にとって「シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録」(2007年)以来の劇場公開作品だ。...
オダサク未発表脚本が奇妙な映画に
“オダサク”の愛称でも親しまれる昭和の小説家・織田作之助は、「夫婦善哉」に代表されるとおり故郷・大阪の風俗や人情を描いて名高く、太宰治や坂口安吾と同じく無頼派とも呼ばれた。そんなオダサクの映画脚本「あのひと」が大阪・中之島図書館で発見されたのは2012年のこと。第二次世界大...
園子温&神楽坂恵が舞台挨拶に登場
「ひそひそ星」の公開に合わせ、監督の園子温と妻で主演の神楽坂恵が、園の故郷・愛知の上映館・名古屋シネマテークに来場。舞台挨拶を行った。同館には多くのファンが詰めかけ、熱心な質疑応答を展開。急きょサイン会も開催され、場内は「おかえりなさい」ムード一色に染まった。...
25年前の“彼”から届いた未来の映画
またひとつ“園子温らしい”映画が誕生した。監督最新作「ひそひそ星」は、モノクロームを基調とした映像美の中に、現在の福島の風景を収めたSFファンタジー。園が福島を扱うのは「ヒミズ」「希望の国」に続いて3度目だが、構想25年とうたわれる本作と東日本大震災以降の福島とはどのように...
ぜいたくなジャズ・ピアノ真剣勝負
75歳を数える現在までに通算22回のグラミー賞に輝いた巨匠チック・コリアと、米CBSと日本人初の専属契約を結んで以降“世界のOZONE”として活躍してきた小曽根真。ふたりのジャズ・ピアニストが日本縦断公演を敢行する。1996年にモーツァルトの「2台のためのピアノ協奏曲」で初...
山田うん、AT出品作の構想を語る
山田うんは、どこか根源的・土着的エネルギーを感じさせる舞台で、コンテンポラリーダンスの世界において存在感を増している。特に自身の率いる〈Co.山田うん〉で2013年に初演したストラヴィンスキー「春の祭典」は、愛知でも改訂版が上演されて大反響。全国で再演が繰り返される代表作と...