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第1回江崎演劇賞は小嶋彩子に決定


劇団・夏蝶の代表として名古屋を拠点に活躍した故・江崎順子の遺志と寄付を受け、名古屋市文化振興事業団が「アクテノン記念 江崎演劇賞」を創設。第1回の受賞者は小嶋彩子に決定した。  小嶋は劇団A&A´所属の俳優であり、近年は外部のプロデュース公演にも精力的で、「戦争を語り継ぐ演劇公演」シリーズや遠山事務所公演「飢餓海峡」ほかにて好演。存在感と繊細さを併せ持つ丁寧な役づくりが高く評価され、今回の受賞につながった。表彰にあたって小嶋には正賞及び副賞賞金30万円が授与され、さらに受賞翌年度末までに受賞記念公演を実施する場合、会場使用料として上限25万円が助成される。  なお、選考委員は天野鎮雄(劇座代表・俳優)、麻創けい子(劇作家・演出家)、桐山健一(演劇ジャーナリスト)、坂下孝則(照明家)、はせひろいち(劇団ジャブジャブサーキット代表・劇作家・演出家)。江崎演劇賞は、継続的に当地の演劇文化に貢献してきた劇作家、演出家、俳優、劇団を対象としており、江崎自身さまざまな形で関わってきたように、多くの演劇人が活動に励む名古屋市演劇練習館「アクテノン」の名も冠されている。

←戦争を語り継ぐ演劇公演「沈香」

(2018年 5月公演)

*画面トップの舞台写真は

遠山事務所「飢餓海峡」

(2019年10月公演)


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