小劇場の救済支援の状況
2020年4月7日に緊急事態宣言が発令される少し前から、演劇界は公演の可否を巡って揺れ始め、その後、各自治体からの休業等の協力要請によって民間の小劇場が苦境に立たされることとなった。5月26日からは全国的に宣言解除となり、愛知県・三重県・岐阜県いずれも劇場への休業要請をすでに解除しているが、同時に感染防止対策のガイドラインも示された。入場人数の制限など難しい問題を突きつけられた小劇場は、まだまだ運営を正常化できる状況にない。 そんな中、小劇場を救済支援する動きが様々な形で起きている。全国をつないだプロジェクトもあれば個別支援もあるので、東海地方に関係するサイトをわかる範囲でまとめてみた。 小劇場は日本の演劇文化の根底を支えてきた重要な存在でありながら、経済的には非常に弱い面がある。それぞれの支援策を見て、賛同できるものがあれば協力をお願いしたい。
写真はともに名古屋市天白区のナビロフト