

ヨーロッパ企画が、代表作の続編「サマータイムマシン・ワンスモア」で過去と向き合う
ヨーロッパ企画が結成20周年を迎え、大規模なツアーを敢行中。10月4日(木)には名古屋にもやってくる。携える演目は「サマータイムマシン・ワンスモア」。2001年初演の代表作「サマータイムマシン・ブルース」の続編だ。京都が拠点ながら全国に熱いファン多数、演劇以外の分野からも注...


萩原聖人が死神に扮し、伊坂幸太郎の小説世界を生の舞台で濃密に…
人気小説家・伊坂幸太郎の「死神の精度」は、ひとりの死神を中心に6つの物語からなる短編集だ。その中の1編を鬼才・和田憲明が脚本化。同時に演出も手掛け、2009年に「死神の精度~7Days Judgement」のタイトルで舞台化した。同作が9年ぶりに再演決定、名古屋で初めて披露...


松緑ら花形歌舞伎俳優が、お練りで御園座の顔見世をPR
8月26日、尾上松緑をはじめ坂東彦三郎、坂東亀蔵、中村梅枝、中村萬太郎ら花形俳優が名古屋の大須商店街でお練りを実施。10月に開幕する第四十九回吉例顔見世を宣伝するとともに、萬松寺で公演の成功を祈願した。 最高で36度を超す猛暑の中、俳優陣は涼し気な浴衣姿で登場。人力車に乗り...


空前のブーム最中、松田龍平主演の将棋ムービーが誕生!
弱冠16歳、藤井聡太七段(※2018年8月現在)の大進撃によって新たなブームを迎えた将棋の世界。以前は関心のなかった人たちも連勝記録から勝負メシまで注目する異様な盛り上がりの中、かつて将棋界で本当に起きた奇跡が映画化され、話題を集めている。その映画とは、挫折を乗り越え、歴史...


愛しい国を、画と音で後世に――
不思議な感覚を揺さぶられる映画を観た。中野裕之監督による「ピース・ニッポン」には日本各地の美しい風景が収められているけれど、その印象はドキュメンタリー映画から受ける感じとはちょっと違って、もともと私たち日本人の中にある物語やドラマを呼び覚まされるとでも言おうか。私たちは何処...


家族やLGBTという視点からも、女性について考えられる映画祭に
日本で唯一〈女性〉に焦点を当てた国際的な映画イベント「あいち国際女性映画祭2018」の記者説明会が行われた。これまでも国内外で活躍する女性監督の作品はもちろん、女性を主題にした映画などが紹介されてきたが、今年で23回目を数え、さらに時代にふさわしく、家族やLGBTという視点...


ナゴヤ初上陸の滝沢歌舞伎、開幕!
御園座の新劇場開場記念の第3弾として「滝沢歌舞伎2018」が名古屋に初上陸。初日の幕を開けた。企画・構成・総合演出はジャニー喜多川、主演・演出は滝沢秀明。東京で2006年に「滝沢演舞城」として初演され、「滝沢歌舞伎」と名称を改めて以降も、各地で反響を呼んできたステージだ。待...


今年のインディペンデントは絶妙なバランスが実現
「最強の一人芝居フェスティバル」をうたう大阪発のイベント「INDEPENDENT」が、昨年に続きナビロフトで開催される。この「INDEPENDENT:NGY 18(インディペンデント ナゴヤ 18)」には、東海地区を対象に公募で選ばれた4作品と本拠地・大阪の劇場インディペン...


シリアの現実を知るトークイベント緊急開催
名演小劇場で公開中のドキュメンタリー映画「ラジオ・コバニ」「ラッカは静かに虐殺されている」の2作品は、イスラム国(IS)の出現によって壮絶さを増したシリア情勢の一端を伝えている。そんな中、いわゆる“アラブの春”以前の1980年代・アサド体制を振り返る「カーキ色の記憶」が急き...


スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」を御園座で観てきました!
新劇場開場2カ月目を迎えた御園座では、スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」が5月27日(日)まで公演中。国民的漫画「ONE PIECE」を歌舞伎化した同作は東京、大阪、博多と上演を重ねる度に反響を呼び、これまで34万人を動員してきた。そんなヒット作を観劇してみると、愛読者ならずと...