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千種・今池カルチャーに新勢力!?


ちくさ正文館書店やライブハウスTOKUZO、名古屋シネマテークなど、ディープなカルチャースポットが点在する名古屋の千種・今池エリアに新勢力が出現!「喫茶モノコト~空き地~」が10月にオープンした。ちくさ正文館書店の2階を大掛かりに改装。喫茶店だけでなくギャラリー、イベントスペースとしても期待が集まる喫茶モノコトでは現在、美術展「岡部昌生+鯉江良二 ヒロシマの礫」が行われている。去る10月18日には、岡部本人、あいちトリエンナーレ2016の芸術監督・港千尋によるトークショーも開催(写真上)。大勢の聴衆が訪れた。

「岡部昌生+鯉江良二 ヒロシマの礫」展を開催中の店内の様子

ちくさ正文館書店の北側入口横の階段を上がってください

大須の「shop school cafe モノコト」と鶴舞の「K.Dハポン-空き地-」。両者の培ってきた精神が合流したような喫茶モノコトは、今後もコンサートやブックフェアなどジャンルにこだわらない企画を予定している。中でも「メオトパンドラ」関連イベントは楽しみだ。

「メオトパンドラ」は、写真家・キッチンミノルが雑誌AERAの人気連載「はたらく夫婦カンケイ」のために撮り下ろした100組の夫婦の写真と、その写真のために詩人・桑原滝弥が書き下ろした100節の詩を1冊にまとめた書籍。桑原は妻で講談師の神田京子とともに被写体にもなっている。桑原は三重県出身にして、千種・今池エリアとも縁の深い表現者。そんな桑原が「メオトパンドラ」出版記念のトークショー、ソロライブで喫茶モノコトに登場する。彼の新作発表を記念する晴れの舞台であり、久々の名古屋登場でもあるだけに、是が非でも足を運びたい。 もちろん、喫茶店なので美味しい飲み物と料理もオススメ。ハポンでも人気メニューのカレーライスやガパオライスのほか、お酒も揃えていて、まったりしてしまうこと必至!? こりゃ、格好の溜まり場になりそうです!

スタッフのみなさん。カウンター奥には本格的なキッチンが広がる

この看板が目印です

喫茶モノコト~空き地~ 住所:名古屋市千種区内山3-28-1 ちくさ正文館書店2F 電話:070-6411-7531 メール:monokotoakichi@gmail.com 岡部昌生+鯉江良二 ヒロシマの礫 ◎11月13日(日)まで開催中 12:00~21:00 入場無料(飲食代別途) 山内アラニ雄喜+KO’OLUA LIVE ◎11月26日(土)15:00 3000円(要1オーダー)

ハワイアンブックフェア― ◎11月18日(金)~26日(土) ※ライブ開催日の11/26(土)は17:00頃から入場可。 入場無料(飲食代別途)

「メオトパンドラ」出版記念展 ◎11月18日(金)~30日(水) 12:00~21:00 ※ライブ開催日の11/26(土)は17:00頃、11/27(日)は16:00頃から入場可。 入場無料(飲食代別途)

「メオトパンドラ」トークショー ◎11月18日(金)19:00 入場無料(飲食代別途) 出演:キッチンミノル/桑原滝弥

「メオトパンドラ」発売記念 桑原滝弥ソロライブ ◎11月27日(日)14:00 2000円(要1オーダー)

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