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ダンスのミューズが愛知で特別公演


名古屋出身、日本を代表するコンテンポラリーダンサーのひとりにして、近年ではシンクロナイズドスイミングやフィギュアスケートといったスポーツ選手の指導にもあたる平山素子が、急きょ愛知だけの特別プログラムでソロ公演を敢行!その本番が迫ってきた。振付家としても活動15周年の節目を迎えた今、故郷で初の自主公演に挑むとあって、原点回帰の心意気を感じる。

「二つの扉」と題された企画。演目は、まずフランスの作曲家フォーレの「レクイエム」に振付した新作だ。題名どおり鎮魂の意味合いを持つ楽曲だけに、厳粛な空気のもと、平山が渾身の踊りを見せるはず。そしてもうひとつ、2013年に新国立劇場で発表して好評だった「フランス印象派ダンス Trip Triptych」から、ラヴェル「ボレロ」のソロ部分を抜粋して上演。地元ファン待望のプログラムが実現することに。重量感と浮遊感を自在にコントロールしてしまうような、強靭な平山の身体が、2作にどんなコントラストをもたらすかも楽しみ。

なお、公演の後半には、愛知県芸術劇場のシニアプロデューサー・唐津絵理氏を招いてトークコーナーも。唐津氏は、平山がまだアンサンブルのひとりだった頃から現場を共にする、全国屈指の名プロデューサー。旧知の間柄のふたりが、平山の活動を振り返りつつ、ダンスの未来についても語り合うというから聞き逃せない!

平山素子ソロダンス「二つの扉」 ◎9月14日(月)19:00 愛知県芸術劇場小ホール 前売5000 円 当日5500 円 学生2500 円(前売のみ) http://motokohirayama.com/

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